仕事では常にさまざまなプレッシャーに晒されます。同僚などとのコミュニケーションや取引先との交渉、成果を出せない事に対しての悩みなど、尽きる事はありません。そのようなプレッシャーの元でメンタル面に弱さのある人は、職場に足を運ぶのも辛くなるものです。残念ながら仕事にまつわるプレッシャーをなくす事は不可能です。となれば自分のメンタル面をいかに強くするかが課題になりますが、これがなかなか難しいものです。
大抵は持って生まれた性格だからと、諦める事が多いのではないでしょうか。実はこの諦めると言う事に、その解決の糸口があります。そもそもプレッシャーを感じるのはなぜでしょうか。これは実は、自分が思い描いているあるべき姿と、現実との間にギャップが生じているからです。例えば、同僚とのコミュニケーションが上手く取れない場合、相手にどう思われているのかが気になっているものです。言い換えると、こんな風に思われたいと言う願望があるわけです。けれども実際にはそうではないらしいと考える事が、プレッシャーにつながります。
成果が出せない事も、上司に怒られる事を想像している事になります。怒られない事を普段から望み、思い描くわけです。そこで一度、そのような執着から自分を解放してみる事が大切になります。自分のあるがままを受け入れて、これが現実なのだと良い意味で諦めれば、ストレスから解放されてメンタル面は強くなるでしょう。そうする事で、自分がやるべき事に純粋に集中できるようになり、望むような成果を生み出せるようになるはずです。