仕事では常にさまざまなストレスに晒される事で、メンタル面に大きなダメージを受ける事があります。心が強い人や弱い人がいると言う考えもありますが、実はちょっとした心掛けで上手くバランスを取る事ができます。ここで言うバランスとは、嬉しいと言う正の感情とストレスを感じる時の負の感情の中間を意味します。つまり感情をなくした状態でいる事が大切だと言う事です。
メンタル面を強くするためには、外部からの刺激を受ける事なく常にニュートラルな状態を保つ事が必要になります。人は誰でも良い感情を持ちたいと願っている事でしょう。職場では良い人間関係を築きたい、仕事では成果を出して評価されたいと言った事などです。実際にそのような環境にあれば嬉しく感じますし、そうでなければ落ち込む人が多いのではないでしょうか。その2つの感情の中で揺れ動く事で、実は心は疲れています。この疲れを感じる時こそが、メンタル面にダメージを受けている時なのです。
そこで、意識して感情をニュートラルに維持する事が必要になってきます。1日の中で時間を取って、静かに目を閉じて自分の呼吸に意識を集中させると、そのニュートラルな感情を手に入れる事ができます。いわゆるマインドフルネスと呼ばれる手法ですが、感情をニュートラルに保つ事で心が揺さぶられる事が減ります。その結果、どのような現実と直面しても素直に受け止める事ができるようになり、ストレスから解放されます。このように、自分の取り組みで感情はコントロールできるようになるのです。